「思いは叶う」を分析する

2010/1/01

明けましておめでとう。

新しい年の始まり。気持ちを新たにして、

進化していきましょう。

今年の書初めは「思いは叶う」としました。

今年一年のテーマです。

“強い思い”は必ず叶うと私は常に力説しています。
しかし、多くの人は「そうかな!」と思って信じ切れないのが現実でしょう。
それは「思いが叶わなかった」ことを沢山経験してきたからです。

基本的には思いは叶うのです。
でもそれはポジティブな思いも叶うし、

ネガティブな思いも叶ってしまうのです。
常に心が不安で自信がなく、「こうなっては困るな、

失敗したらどうしよう」、などと思う。
これは“ネガティブな思い”をイメージし続けているわけですから、
思いが叶っていることになるのです。
このように、「思い」にもいろいろある

ということを知っておくことが必要です。

そこでまず「思い」という言葉を、「希望」「夢」「目標」といった

ポジティブなものと定義すれば、いいと思います。

「思い」には「質」と「量」があります。

「思いの質」
一瞬頭の中をよぎるだけだが、

鮮明で強烈なインパクトを与える思いもあれば、
簡単に忘れてしまう思いもあります。

また、周りの人から賛同され思わず協力したい、

応援したいと思われる思いもあれば、
他人から、そんな思いなら実現しないほうが

いいと思われる思いもあります。

思いを叶えるためには、その思いが自分のためだけではなく、
他の人のためにもなっているということになれば、

思いの質は上がり、自分自身に対しても誇りを持て、

イメージ力も高まるので、その実現は更に早くなります。

「思いの量」
長い年月、繰り返し繰り返し思い、

イメージが鮮明に思い描けて、全身全霊で願い、
そのために行動を起こしている強い思いは、

実現の可能性が高いのです。
これは昔から世界中の成功者たちが語り続けられていることです。

例えば、元旦に「今年こそこれをやろう!」と

毎年強く思う人がいる。
強い決意をしたが、いつも三日坊主になってしまう。
一方で、元旦から1年間1日も欠かさず、

毎日そのことを思い続けていれば、
三日坊主の3に対して365となり、

当然思い続けている思いの方が「質」「量」とも多く、
それが行動や実践にも現れてくるので、

実現する可能性が高いことは明らかです。

三日坊主であれば、「思いの量」は少ないから、
当然のことながら「思いは実現しなかった」で終わってしまう。
「忘れようとしても、忘れられない夢」は、

長い間、心に宿り続け、思いの量が多いので

実現の可能性が高いということです。

思いをより具体的に成果を上げるためのポイントは、
○「目標が行動を促進し、成果が行動を持続する」

という言葉がある。
目標を明確にして、一つずつクリアしていくことが大切
○自分の知識や技術だけでなく、

周囲の力も借りてパワーアップする
学校のテストで、カンニングは禁止だけど、
仕事やスポーツの世界では、他の人の優れた技術や

知恵を盗んで学んでいくことは、
とても重要なことで、自分が成長する早道でもある。
○「夢を叶えて自分が得たい感情は何か?」

と心に問いかけてみる
自分が、どんな状態になりたいか?

心から求めている状態になることを先取りして、
リアルにイメージできると、無理なく行動に結びつけることができる。
○行動力 
行動を起こすと、夢と実現の距離が縮まる。
実現する思いと幻想の違いは、行動が伴うかどうかである。
行動の伴わない夢は、残念ながら「儚い幻想」となる

今の自分は、「何が強くて何が足りないのか?」

「思いが実現しないのは何故なのか?」
強いと思うところを伸ばし、足りないと思うところを補う方法を探し出して、
いずれにしても「思いは叶う」のだから、

「良い思い」をどんどん実現していこう。

「石中の火」という言葉がある。
火打ち石は打たなければ、火が出ない。
だから結果を求めるなら、行動を起こせ・・・という意味です。
屁理屈を100回言うよりも、

とにかく行動を起こそうということです。

良い思いを強く持って、

良い行動をする人になって、

今年は飛躍的に成長していきましょう。