児玉語録
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2007/10/01
リーグ優勝を通して学んだこと
秋季リーグ戦、優勝おめでとう。 31回目の優勝を、全勝で飾った価値は大きい。 春季リーグ、インカレを優勝し、今が黄金期とも言える早稲田大学。 戦力から見れば、早稲田の方が上。 しかし、それをチーム全員のやる気と一体感で結束し、 勝…
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2007/9/01
卓球ニッポン再生の道に思うこと
先日開催された、全日本大学対抗卓球選手権大会(8/2~8/5)で、 私は次のような開会挨拶をした。 私は就任時の理事会で、選手強化の面を重点施策の一つとして取り上げました。 昨年春に行なわれましたアジアオリンピックで、男女合わせて28…
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2007/8/01
ついている人になろう
「ツキ」については、今迄何回も話をしていますが、 その人の人生にとって「まずツイておく」ことは本当に大事なことです。 世の中には、「ついている人」と「ついていない人」がいます。 同じことをやっても「上手くいく人」と「上手くいかない人」…
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2007/7/01
自分の選択で良い人生を生きよう
中国古典の「後漢書」という歴史書の中に「疾風勁草」という言葉がある。 「疾風」とは、激しい風、 「勁草」とは、強い草である。 風の無いときは、強い風も弱い風も区別がつかない。 だけど、激しい風が吹き荒れると、 弱い草はとたんに地べた…
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2007/6/01
自分は何をして、 このチームに貢献すればよいか
今、自分は一体どう考えて、このチームでの役割を果たしたらいいのだろうか・・・と 考えたことはあるだろうか。 その問いかけに対して、私は 「自分は今、このチームで何をしたら貢献できるかを考えたらいい」と応える。 どんなことに貢献したい…
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2007/5/01
「なにくそ」というのはいい言葉だ(ノーベル物理学者 小柴昌俊氏に学ぶ)
中学1年のとき、小児マヒにかかった。 ある朝目覚めたら、手も足も動かない。寝返りも打てない。 当時は治療法もなく、入院してもすこしずつ手足を動かす療法しかない。 それでもこのまま動かなくなってたまるかと、自分流のリハビリを続けた。 …
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2007/4/01
日々の積み重ねが未来を創る(西澤・工藤両選手に学ぶ)
今、中年の星として多くのファンに期待されている2人の現役選手の原点を見つめてみよう。 ボクシングの西澤ヨシノリ選手。野球の工藤公康選手である。 プロボクシング界で「中年の星」と呼ばれ、絶大な人気を誇っている ヨネクラボクシングジム所属…
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2007/3/01
高橋浩氏に学ぶ(卓球日誌の重要性)
昨年3月末から4月初旬にかけて、 日中スポーツ交流50周年を記念する行事に参加するため、訪中(北京)した。 中国としては50年前の世界選手権東京大会への参加が 民間スポーツ交流としては初めてのことだった。 その歴史を振り返り、50周…
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2007/2/01
集中して打ち込んだ期間は必ず活きる(児玉が卓球を始めた動機 中興の祖 津...
成功というのは99%の失敗に支えられた1%から芽が出るものである。 何ヶ月も何年も前に一生懸命努力してきた技術が忘れた頃に芽生えてくることがある。 精神力を強化し、体力トレーニングを重視して 自分でもびっくりする程、技術の限界が伸びて…
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2007/1/01
“卓球ニッポン”の復活を願う
「今月の言葉」も‘96年から始まって満10年を過ぎた。 今年から心新たに心機一転の気持ちで ある人の進言もあり、「児玉語録」として書き続けていこうと思う。 今年の書初めは「愛、猪進」としました。 「心を込めた愛情を持って、猪の如く前…
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2006/12/01
卓球というのは不思議なもの(底なしに深く、限りなく広い)
足立・松山、全日本学生ダブルス優勝おめでとう。 一生懸命努力してきた結果が出て、本当によかった。心からお祝いを言いたい。 足立のダブルスは全日本のミックス優勝で証明されていたが、 今回は松山の豪快なフォアバンド強打が随所に出て、 最…
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2006/11/01
妙法にかなった“自分創り”をしよう
『妙』とは、妙なる、美しき、という意味です。 『法』は、仏教では大切な言葉で、一言で言うと「いのちの真実のあり姿」を意味します。 『法』はサンズイに去ると書きます。 もともと水の有様をあらわす文字なのです。 どこにも停まらず、淀まず…