児玉語録
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2001/10/01
負け犬になるな、勝ち循環に身を置こう。
「弱いから負けるのではない。負けるから弱くなるんだ。」 昔、勝負の鬼といわれた初代若乃花の言葉を聞いて感銘を覚えたことがあった。 勝つと信じれば勝ち、負けると思ったら負ける。 負けが続けば一層弱くなる。悪循環が始まる。「負け循環」とで…
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2001/9/01
「ひたすら」に努力し、他人を支えられる人になろう
とかく人は華やかなものや美しいものに目を奪われ、それを支える地味なことには気付きにくいものだ。 花が美しく咲いていられるのは、根が目に見えない土の中で養分を吸収しているからである。 人間も同じで、「縁の下の力持ち」といわれるように、どこ…
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2001/8/01
選手と指導者の関係
スポーツの世界ばかりでなく、どんな世界でも同じだと思うが、指導者としての役割は 単なる選手づくりではなく、スポーツ(それぞれの道)を通しての人間づくりである。 もっとも私は「選手を作る」という言葉は大嫌いである。 指導者にも「運」があ…
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2001/7/01
目標(夢)の実現に向けて
先日行ったリーグ戦反省ミーティングで、改めて君達の目標を聞き、確認することが出来た。 アテネオリンピックで日本代表になって活躍したい。 2年後の世界選手権で活躍したい。 全日本チャンピオン、全日本学生チャンピオンになりたい。 インカ…
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2001/6/01
短所は長所であり、財産である
春季リーグ戦、優勝おめでとう。 4シーズン振りの優勝で、この2年間随分長かったような気がするが、今回の優勝は本当に価値の高い優勝だと思う。 それは、選手全員が一丸となって努力した成果が実ったからである。 末貞主将、浜口マネージャーを…
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2001/5/01
自分自身を「勇気づける習慣」を身につけよう
「動機づける」と「勇気づける」というのは、目標の達成に向けて、プラスの方向に影響力を 与える…ということでは共通点がある。 ところが、「動機づけ(モティベーション)」と「勇気づけ(エンカレッジメント)」には根本的な違いがある。 そ…
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2001/4/01
明治大学卓球部の存在意義
先日、「明治大学卓球部70周年を祝う会」で挨拶したものを 「今月の言葉」で残しておきたいと思ったので、一部追加して書きます。 60周年の記念の会をやらせて頂いたのが、つい昨日のことのように思う程、 あっという間の10年間でした。 こ…
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2001/3/01
ホンモノ人間は威張らない
尊敬とか信頼とかというのは、こちらから要求したりするものではなく、 求めなくてもこちらにその資格があれば、人がくれるものだ。 人物を見る時に、ホンモノとニセモノとを見極める最大のポイントは、 「謙虚な人であるか否かである」と言われてい…
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2001/2/01
初心に返り、良い種を蒔こう
私の21世紀初頭の書初めは「初心不可忘」だった。 皆さんに対する年賀状にも、そのように書いた。 初心に戻って1から出直し、基本をしっかり鍛えて、根を大きく張って、 更なる飛躍に備えを固めていこう…という思いを込めたのである。 先日の…
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2001/1/01
21世紀に羽ばたこう(良い運命は自らの手で切り開こう)
いよいよ千年の始まり、21世紀のスタートである。 まず2年後の自分を想像してみよう。 あるべき姿を描き、そこに納得のいく自分が立っているだろうか。 「こうありたい!!」と断言すれば、自ずと今、自分がやらなければならないことが浮かび …
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2000/12/01
高橋尚子『君ならできる』
どんなスポーツでも自信を持つことが最も大事である。 その自信の裏付けとなるのは、しっかりした練習以外にはない。 限界ギリギリのところまで練習して、「もうこれ以上のことは出来ない」「最高の練習が出来た」と満足出来るようであれば、どんなに強…
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2000/11/01
夢は逃げない、自分が夢の前から去っていくだけなのだ。
「決めればいいんです。人間は可能性があるんだから。 あぁでもない、こぉでもないって考える前に自分を信じなさい。 自分はこうなるって決めればいいんです。」…とある人の話を聞いた。 しかし、現実は? 本当に自分の可能性を信じ続けるこ…