児玉語録
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1999/12/01
量は質に転換する
先月号に書いたように、この年(1980年)、卓球部はインカレで奇跡の大逆転を演じ、 明治大学創立100周年に華を添えることが出来た。 しかし、まだまだ本物の強さが備わった訳ではなかった。 (今年の春季リーグと似た状態だったのである。)…
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1999/11/01
優勝という二文字の難しさ
昭和55年(1980年)明治大学創立100周年の年であった。 その時私は何を考えたか…我々は、OB、現役含めて200年目を祝うことは不可能である。 この100周年という節目に、遭遇出来た幸運を嬉しく思ったのである。 そしてその節目に、…
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1999/10/01
ラケットなしの心身修養合宿
今から17年前、佐藤現監督が一年生の時、第一期黄金時代の幕開けとなった年である。明大が優勝した秋季リーグ最終戦の翌々日から4日間(S57.9.12~15)、御殿場の国立中央青年の家で青龍寺住職の中山元寿和尚を講師に招いて心身修養合宿を行った…
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1999/9/01
目標達成への努力の継続
人は誰でも「何か」をやろうとするときは、2つの壁にぶち当たる。 それは、自分の「能力的な壁」と「環境の壁」である。 能力的な壁とは、自分の問題「内面的な壁」と言ってもいい。 自分の力不足であるから、これは自分次第で何とでもなる。 こ…
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1999/8/01
『良い習慣』を身に付ける
先日、合宿所へ行って練習を見ているときに、ふっと気が付いた。 木方が自分の課題練習でランダムのフットワークをやっていた。 彼は相手がミスして床の上にバウンドしたボールでも、又、ネットしたボールでも全力で食らいついて返球しようとしていて、…
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1999/7/01
良い遺伝子のスイッチをONにする
先日、ある少人数の会合で、バイオテクノロジーの第一人者の筑波大学教授、 村上和雄先生のお話を隣の席で聞く機会に恵まれた。 先生は、1983年に高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功、 世界的な業績として注目され、ノーベル賞…
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1999/6/01
熱意と努力の新記録
リーグ戦7連覇、新記録達成、おめでとう! 昨年秋のリーグ戦が終わってから、約8ヶ月。 戦力から見て、どうみても今期の優勝は難しいかな...と思いつつ、努力は無限。 可能性はある...と私なりに自己暗示をかけ、周囲にも「明治には優勝しか…
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1999/5/01
『必勝』と『不敗』、『勢い』
勝負というのは「勢い」があるほうが勝つものである。 積極性とか、ファイトとか言った意味も含まれるが、今、ツキに乗じているか、自分の調子はどうか、 流れはどうか、と言った冷静な判断を下しながら、その一方で、自分に自己暗示をかける。 “こ…
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1999/4/01
球際に強くなる
野球の巨人軍の元監督、川上哲治(V9を達成)は、良く訓話をすることで有名だった。 その訓話の中で、最も知られている言葉に「球際(たまぎわ)に強くなれ」というのがある。 置かれた立場によって、受け止め方は千差万別だったという。 守備の面…
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1999/3/01
集中力とリラクゼーション
3ヶ月に亘って、心・体・技の考え方について述べてきた。 それはあくまでも基本的なものであって、卓球の場合、 団体戦と個人戦では心理面も体力の配分も大きく異なるし、技術的にも究めれば究める程、奥深く、自分で考え、自分で鍛え、自分の技術(個…
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1999/2/01
並立的な考え方で技術の習得を
今月は、技術面の考え方について話をしよう。 卓球には色々なスタイルがあって、個々の技術について話をしたら、一年間かかっても書ききれない。 だから、あらゆる技術を習得する為に、基本となる考え方について話をしたいと思う。 我々は、試合中、…
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1999/1/01
卓球は瞬発力のマラソン競技である
明けましておめでとう。 今年の第一号は、体力面について話を進めよう。 男は毎日、子牛を持ち上げた。子牛は成長し、少しずつ体重が増える。 毎日ずうっと続けているうち、男は知らぬ間に成牛を持ち上げる力持ちになっていた。 これは、西洋の神…